レトロPC向け?Cocoparの13インチ液晶モニター
レトロPC界隈で話題となっていたAmazonで売っている小型の液晶モニターです。Cocoparの13.3インチの液晶モニターです。1.6万円程のモニターです。フルHDのパネルでIPS、HDMI入力とVGA入力があり背面にスピーカーも付いています。15kHz~の入力に対応していて、殆どのレトロPCに対応可能です。(複合同期信号には対応していません)
セット内容はパネルと、ACアダプター、液晶を立てかけるスタンドとHDMIケーブルです。
端子はこんな感じで並びます。隙間が少ないので、レトロPC用の15pin変換コネクタはPC側にした方が良さそうです。HDMIもきつきつなのでケーブルを選びます。※勿論ですが、付属のケーブルは問題ありません。
電源や設定用のボタンは背面に並んでいます。全部同じ形のボタンですし裏側なので、慣れるまで間違えて押してしまいそうです。



本体はかなりスカスカなのか、かなり軽いです。
スタンドはおまけみたいな物で、結構ゆるめに作られてるので簡単に倒れます。マウンターで固定したいところですね。VESAのスタンドとかそれなりに値段も高いかもですが、このモニター専用にスタンドを自作されている方もいらっしゃいました。タブレット用のスタンド使うにしろ、液晶の下の出っ張りが邪魔で綺麗に収まってくれません。PCの後ろに手を回してる時に、引っかけてこかさないように注意が必要ですね。
ACアダプターはこんな感じ。12Vのようです。
このモニター、当たり外れがあるようで(と言っても本来のHDMIの映りは問題無いと思いますが)ファームウェアがこのバージョン(ParaV007)で無いと4:3の比率に固定できないなど、一部違う物が混じっているとの事です。違うバージョンのファーム番号が何なのかは判っていませんが・・・。
肝心の映りですが、IPSと言うだけに視野角も広めです。色合い少し偏っていますが概ね綺麗です。ギラツブ液晶でも無く、かなりシャープな映りです。周波数単位とかで位置情報は覚えてはくれなさそうなので、繋ぐPCごと設定を変えるのは面倒かも知れません。
写真ではカバー付けたままにしていますが、外すとノングレアです。
と言うわけで、15kHzのMSXから接続テストです。複合同期信号は受け付けないのでシンクセパレータ必要ですが、噂通りにばっちり映ってくれました。すべてのスクリーンモードを試したわけじゃ無いですが、何本かのゲームで確認し大丈夫そうです。
X68000です。こちらも綺麗に収まっています。ファンタジーゾーンは小さく映りましたが、グラ2は大きくちゃんと映っていました。ファンタジーゾーンの24kHzモードは、モードを切り替えるとモニターが映像を見失うこともあるようです。
PC98です。こちらも24kHzで問題無いです。少しはみ出してもオートアジャストで綺麗に収まるように合わせてくれました。
PC-88の24kHzも問題無いです。ここまで綺麗に映し出してくれる液晶モニターは少ないですよね。MDT152Xも持っていますが、それはそれでもう古くなっているので、かなり安心です。でも、買ってハズレファームかも知れないところだけは心配しました。
先に購入されて、各種機器を接続確認して公表された方々に感謝です!
X68000のHDD周りについて(Logitec SHD-U8.4E)
IDE->SCSI変換のHDDを手に入れてみました。
以前購入したIO-DATAの物に続いて3台目です。前のは1台はPC-9801DSに接続。もう一台はX68000EXPERTにつけていました。
98に接続しているIO-DATAのは16GBのCFカードに入れ替えて、一応使えています。
30GB搭載の方はEXPERT+MACH2の組み合わせだと、ファイルコピーの時にハングすることがあり使いにくかったです。ハングするとフォルダが中途半端に書かれて、アクセス不能フォルダになったりで困りものです。
今回手に入れたのは、ロジテックの物でSHD-U8.4Eと言う型番です。検索するとこれの4.3GBの物で、中身入れ替えで32GBのHDDまでは問題無く使えるようです。
そんなわけで、EXPERT+MACH2用にもう一台手に入れてみました。
今回は、IO-DATAみたいにSCSIのID分割機能が無いので、8.4GBそのままで使ってみました。取りあえずコピーでハングするようなことも無く綺麗にバックアップから戻せました。
X68000で1GBを超えるHDを使うのにGOVERHDを使わせて頂いています。
ファイルコピーはFDXで行ってると、時々ファイルかフォルダ名称の組み合わせなのかで、うまくコピー出来ないフォルダもあったのでLHESでコピーしています。
コピー後ubuntuマシンからまるごとイメージのバックアップを取ろうとしたのですが、このHDDはubuntu側で認識してくれなくて、バックアップが取れていません。取りあえず起動ドライブ周りをX68000に接続したMOで、ノンビリとバックアップしました。
ロジテックのがうまくいったので、IO-DATAの方(30GB)をX68030につなぎました。こちらは内蔵のSCSIの口へ接続です。X68030に接続して再度初期からして、元々接続している変換番長からコピー中ですが、今のところハングすること無く使えています。こちらもID分割を使って16GBを2台にしていますが、2GBずつ取ってもかなりのドライブレター数になるので、半分くらい領域確保していません。無事に使えて良かったです。Mach2の方は変換番長も駄目みたいなので何かと相性有るんですかね~?
X68000の容量制限については、さば技研さんの記事に載っていました。
あと、2GBのパーティションだとセクターサイズがでかくなるかで、思ったよりファイルが入らない感じです。X68だとまだまだファイルが小さいのでかなり効率が悪くなってそうです。その他、4GB分くらいのファイルコピーでも、丸々一日かかるって感じですかね。
PC-8801FAでフロッピーへの書き出し
忘れそうなので。メモ用に。
PC-9801DSでMAHALITOを使って吸い出したイメージファイルをD88ファイルに変換し、今度は書き戻ししてみます。MAHALITOを使って書き戻しも出来ますが、98のドライブは2HD/2DDドライブです。自分の8801FAは2D専用ドライブで、今後相性が出るかも知れないので88側のドライブを使って書き戻してみます。試したのは昔のベーマガの打ち込みDISKなのでプロテクトとか掛かってません。※D88化はこちらのツールにあるDILTOを使って変換しています。
まずは88とWindowsマシン(今回はWindowsXP32bit)のシリアルケーブル接続です。リバーケーブル+USBシリアルケーブル。88側は9pinから25pin変換コネクタ使用しています。
Amazonで売ってたUSBシリアルケーブル198円(税・送料込み)。海外発送なので、ノンビリ到着だったと思います。ハズレを警戒するなら安いのであらかじめ2本以上買うのもありかと。ドライバー販売ページにもありますがここ。何故か音源のドライバーとかごちゃ混ぜなので注意です。
88側の設定を確認します。8MHz機は19,200bpsでも大丈夫らしいですが、一回コケたので9,600で。(デフォルトのままです)
・Windows側の転送ツール(TransDisk)をダウンロード。こちらからリンクをたどり、ダウンロードのその他からxdisk207.lzhを落として解凍。中からxdisk2.basを取り出す。
・もう一つこちらから、エミュレータ関連ツールのリンクよりXDISKWIN2(XDISKWIN2.zip)をダウンロード。先ほどのxdisk2.basを同じフォルダに入れておく。
・88を起動させる。
BASICを起動後にload "COM:N81X" と入力する。
・Windows側はXDISKWIN2を起動、ファイルの設定項目からCOMポートや通信速度(88と同じ速度)を確認。動作モードを88用システム送信を選択し実行。
・しばらくすると88側でProgramの読み込みが完了して、カーソルがフリーになったらRUNで実行。88が待ち受け状態になる。その際、アクセスランプが点いたままだと次の操作でコケるので、空のフロッピーを突っ込んでランプが消えた状態にする。
・XDISKWIN2でディスクイメージ送信に動作モードを変更しファイルも選択して実行。
ステータスは、88側もWindows側も表示されています。
しばらくしたら書き終わりで完了!